前回、Ni200xKanthal-A1ツイストワイヤで温度管理はできるか?という記事を投稿したところ、E-BOT氏よりNi200xNi200のツイストでも温度管理できるのか試しておくれ、とリクエスト頂いたため、試してみました。

ワイヤ作成

使用するワイヤはこちら。単線とツイストを用意します。
 ・Ni200 AWG30

IMG_1939_R

これを電動ドリルでツイストします。
ウィーンウィンウィン。はいできました。

--(´;ω;`)画像撮り忘れ(´;ω;`)--


温度管理できているか?

今回は以下のような実験を行います。

[実験方法]
 ・ドライコットンをセットした状態で20秒ほどパフし続けて、コットンの状態を観察する
 ・温度は400Fから50F刻みで600Fまでを試す
 ・電力は12W
 ・Ni200 AWG30単線とNi200 AWG30xNi200 AWG30ツイストの結果を比較する

[環境]
■Ni200 AWG30単線
 ・3mm径7巻きで0.18Ω
IMG_1940_R

IMG_1941_R

 
■Ni200 AWG30xNi200 AWG30ツイスト
 ・3mm径12巻きで0.18Ω

 ツイストしたことでほどよい弾性が出てとても巻きやすかったです。
 しかし横に長い。
IMG_1942_R
 IMG_1943_R


結果

ぱぱーっとケースをこなしてまとめて比較しました。
結果は以下の画像をご参照ください。汚い字で大変申し訳ありません。ほっとけ。

■Ni200 AWG30単線
IMG_1944_R

■Ni200 AWG30xNi200 AWG30ツイスト
 IMG_1945_R

上記2枚の画像をまとめたものが以下の表です。

温度 単線の状況 色味 ツイストの状況
400F ほぼ変化なし ほぼ変化なし
450F うっすらと茶色い うっすらと茶色い
500F ほんのり焦げる 単線よりちょっと焦げる
550F ちくわ (´-`) 濃いちくわ
600F 焼き切れる 焼き切れ、単線より強く焦げる


結果


温度管理できるが、ツイストすると温度が高めに出る。


500F辺りからツイストの方が少々温度が高いという結果になりましたが、
ツイストのギチギチ具合や、巻きの間隔による誤差の範囲かもしれません。
しかし前回のNi200xKanthalのツイストよりは明らかに温度管理が出来ています。
※前回は500Fで焼き切れました。前回はこちら

今回はAWG30でのツイストだったため、3mm径12巻きと巻き数が多くなってしまいました。
その為、アトマによっては現実的なビルドではないかもしれません。
AWG32であれば3mm径9巻き程度でビルド可能なため、現実的だと思います。

味は単線に比べて濃く、煙量も多少多くなっているような印象を受けました。
KanthalのTwist x Twistには敵いませんが、温度管理が出来て、また味が濃く出るビルドが出来るというのは新たな発見でした。

リクエスト頂いたE-BOT氏、ありがとうございました。